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新視点で自然保護活動する(公)日本山岳会関西支部

活動場所・活動内容activities

 本山寺山森林づくりの会は、登山の場である山野を保護し、生物多様性を維持し、美しい都市近郊の自然を次の世代に引き継ぐべく、活動に一般の方々の参加をお願いして自然を愛する人々の輪を広げます。

活動場所


 活動場所の地図 説明 
   高槻市北部の市街地に近い本山寺山山頂付近に展開するヒノキなどの植林と樅や樫、山桜などの大木の深い森となっている一帯。
ポンポン山に通じる自然歩道が側を通っているのでハイキングの途中に活動を見ることができます。


 詳細地図-1  詳細地図-2
   


本山寺山森林づくりの会の活動内容

◇人工林・天然林の整備
   過去に本山寺の地所であった関係から伐採の手が入っていない深い森に加えて杉、桧 が植林された人工林があり、その多くは間伐された木々が放置されたままになっています。また、天然林は密生して若木が育ち難い環境も見られるので、適宜、林床整備や除伐を行います。

 
間伐材が散乱する人工林
 
倒れた常緑広葉樹を整理する
 
ナラ枯れ対策:ラップ等を巻く
 
危険な枯損木の伐倒


◇やまみち保全活動
  「本山寺山の森」に接する東海自然歩道はぽんぽん山へと続いています。この登山道の保全と巡視を実施します。また、森林内の作業道や案内標識の整備、里道整備、倒木処理、ゴミの撤去などを行います。

 
水切り溝の修復(東海自然歩道)

里道の整備(路肩の補強) 


◇自然観察会・森林環境学習
  森林観察と作業体験を通じ、さまざまな植物・樹木や鳥類などの自然との出会いと体験の場を提供します。

 
自然観察会
 
植樹活動:前に採取し育てた苗を植え戻す


◇モニタリング調査
    調査区を設定し、毎年の整備の成果を検証します。

 
調査区の設定:広葉樹優勢の自然林

 調査区の設定:人工林

本山寺山森林づくりの会